大手投資銀行3社はいずれも多くの国の通貨に対して弱気だが、最大の空売り市場は間もなく訪れるのだろうか?

著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/12/8 06:29
(NY時間17:19)時間外
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モルガン・スタンレーは来期に対ニュージーランド・ドルでドイツ・フランを空売りすることを検討すると述べ、シティグループも対米ドルで豪ドルを空売りするとし、ANZも対米ドルで豪ドルをやや弱気な見方をしている。

  モルガン・スタンレーは、G10通貨の中でドイツフランがパレスチナ・イスラエル戦争の紛争リスクにより最も攻撃を受けやすいと考えており、ドイツフランをシンガポールドルに対して空売りすることを推奨している。

豪ドルは対米ドルで調整されているが、シティグループは、特に豪ドルの空売り注文が急速に増加し始めており、この傾向は抑制されると予想される最近の時期においては、さらなる調整がまだ必要であると思われると述べた。

AANZ銀行はまた、豪ドルには現時点で上昇に向けた強気のテーマが欠けており、国内経済データから判断すると、豪中銀の利上げ期待を裏付けるには十分ではないとし、パレスチナ・イスラエル戦争を巡る緊張が高まった場合、したがって、豪ドルの対米ドル相場の見通しについては、緩やかな下落を戦略的に見込んでいます。

モルガン・スタンレーの最高投資責任者マイク・ウィルソン氏は、モルガン・スタンレーが多くの機関や各国の著名な投資家と提携し、シティグループやブラックロックなど一部の通貨種に空注文の追加を開始したことを明らかにした。著名な日本人投資家、片山 晃氏や村上 世彰なども、今回共同で空売りを行った投資家のリストに名を連ねている。

(9-12月・第4四半期) ・1株利益(調整後):2.33ドル(予想:2.24ドル) ・経常収益:86.0億ドル(予想:85.6億ドル) ・取扱総額:560億ドル(予想:557.5億ドル) ・処理件数:+9%(予想:+8%)

MINKABU PRESS編集部野沢卓美このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)
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